
991
私はのんびりと夏休みが取れるような身分ではありませんw。
ので、仕事の合間にこうして長い距離に乗り出して、整備をしていただくついでにクルマの各部分にアブラを行き渡らせるのがせいぜいです。
今日はふだんから長距離に連れ出してやりたくてもかなわない、うちの991。通称旧ちゃんに乗って、岐阜県各務原市のトクイチオートにオイル交換に出向いて参りました。
入手からはもうすぐ2年。ここまででほぼ1万キロ走行いたしました。すくなすぎですねw。
気持ちの上では年間3万は乗って、どんどんタイアを変えてゆきたいところですが、おりからのホルムズ関連の空気感と現在の道路状況を考えれば、がんばったほうでしょう。
トクイチオートへは常識的なルートでゆきますと片道が250km。往復500kmなので911のようなツアラーにとってはまあ普通の使い方です。
が、今日は最短ルートはここ10年もやってる高速道路工事と30分の渋滞、別ルートでも災害復旧工事の迂回20分とやらで埒があきやせん。
そこで今日は日本海周りの大回りルートをとってみました。これですと大まかに言ってほぼ倍の1000kmを消化することができます。梅雨前線は南岸にいますから、そいつから少しでも離れると言うのはあながち間違ったイメージではありません(ばかともいう)。
タイヤが生きているうち、サスペンションもまだこれから、という今のうちに走らせておかないとw。
動かしていないと調子を崩すのは機械の常。ヴィンテージカーのオークションなどでは走行距離が伸びているのは価格にひびくといって、ろくに動かされないままのクルマが「極上車」として扱われるのだそうですが、私はこういうの、ただの「鉄クズ」だと思ってます。
梅雨時の平日、のそれもまばらになると思われる時間帯を選んで本州いちの山岳路をたどってやろうぢゃないか、という作戦です。
タイアの感触を確かめるためと、指定されたオイル交換の時期がきているので距離を消化するためもありますw。

991
期待通り、山岳ハイウェイはまばら。ただし、最奥部はそれこそトンネル一本で繋げてある「渡り廊下」のような道なので車列におとなしく並んで慎重に転がすのですが、このように朝から晩まで911びたり、というのは無常の喜びというやつです。普段は20分くらいしか乗れないからねw。70kmhで走っても、それなりの速度で走ってもちゃんと楽しい!
911の伝統です、これは。
路上では911、それもカブリオレは特に目立ちますからなぜか夕方に頻繁にお見かけするパトロール中の方々のご厄介にならないように気をつけるほかに、パワー自慢のクルマたちにも大ニンキでw、よくべったり後ろに張り付いてこられたりするのですが、そこは通い慣れた道(なぜ)。
どんなにイキってみてもここは天下の一本道。頑張ったところでけして一等賞はもらえないのですw。
アマちゃんたちはどんどん先に行かせておいて、その後に出てくる急なくだりのブラインドトンネル(一部意味明瞭)でとこっとんコワイ思いをしていただくシステムになっております(爆)。
案の定、おしっこ休憩で寄ったPAのトイレの壁のポスターには「高速道路はサーキット場ではありません」と大書されておりましたとさ(ショボーン)。
今回はタイアのエアがさらにバージョンアップして、高速道路によくあるビシッとくる凹みや段差のいなしが劇的に改善されており、ビックリ。2022年製造のタイアですから、山は残しても、まあそろそろか、となるところだったのがさらにあと1万キロは乗れるのでは、という感触に変化いたしました。うちのB子さんにも使われている技術ですが、一番身近なところにある悩みに効くソリューションですね。使えるものは手を入れて長く使う。本当に美徳です。
この場合はタイアですけれど、この姿に持ってくるのに18年かかってる、というから只事でわございません。そのプロセスはここまで身をもって体感してきたこの私ですから、ありがたみもひとしおです。
そう、これがトクイチのエコなのです(感動)!
ちなみに911のタイア代は70万円がところみておけよ、とのご託宣ですからエコノミーでもあるか(爆)。

トクイチオート
トクイチでは偶然ですが、またしても以前、私の所有しておりましたボクスターと遭遇。今回は点検なのだそうで。佇まいはまるで新車のようでした。奥にはサラリーマンエンジニアI君のボクスターもいますね。ポルシェセンターみたいw。
雨がちの1日でしたけれど、夕暮れ時の日本海では屋根を開けたりもできたのはごほうび。
1000kmを走り通して深夜に帰宅する頃には、エンジンも明らかに軽くなって、タイアの丸みも戻っています。今後は徐々にエンジンも(さらに)静かになってゆくでしょう、とのことです。クルマ全体の印象がかなりマイルドな方向に進んでいます。あと、エンジンレスポンスがすごい!足指でペダルを操るイタリア製のドライビングシューズが必要装備です(きつぱり)。
ジマンのスポーツシートも1000km座り続けても全然おけー。運転中は背中を中心に夢のようなフィッティングで、一度も座り直していないのが驚きのデキです。シェイプも歴代スポーツシート中では一番なのではないかと思える秀逸なデザイン。13年経っても使用感がないのが自慢です(ばか)。
プレイステーションのゲームのタイトルにあるグランツーリスモは、グランドツーリングの意味ではなく、貴族の父親が子息にさまざまな人生経験を積む意味を込めて旅立たせる伝統のことを指していますw。
私もせいぜい勉強して、このクルマに相応しいオーナーとしての品格を備えなければ(どの口がいう?)。