
964に乗って、通算3度目のマスダンパー破断のメに遭ったのは、中央道の甲府南インターを出たところでした。
当時はまだETC前夜。料金所でのお支払いを済ませてwいざ発進、となってクラッチペダルを戻そうとするその瞬間、左足にゴロゴロとイヤーな感触が伝わります。と同時にガランガランという音が聞こえてきてそれと知れます。
またきちゃったのか、てなもんですよ。それも出先で。
んが、3度目ともなればドライバーさんも落ち着いたもんです。一泊ののち翌日のレッカー移動を想定して(爆)すぐに左側の事務所のあるパーキングスペースに発進のトルクで滑り込んでスペース確保したのを今でも思い出します。
こういう時はアドレナリンどばどばなので、なにくそ必ず直してまた返り咲いてやるぜ、などと泣きながら思ったりもするのですが、レーセーになって現実みるとそれどころぢゃない。
その晩、寝床についてあれやこれや考えるうち、悔しいけど911なんて自分の手には負えなかったんだ、いい加減に気づこうよ、自分。という結論が早々に出ます。
翌日のレッカー移動でほんの数日後、修理完了直後には山を超えた先にあるアウディのディーラーに駆け込んで、TT3.2の試乗に出掛けておりました。って、ここでまた600万円もするクルマのこと考えちゃう私も私ですw。懲りてねーわー。
ちなみにこの時の964の下取り査定は150万円でした、今だから打ち明けますけれどねw。
600も出せば、後継の993の各モデルをより取り見どりで買えてお釣りが来ました。
964スピードスターなんてのもこれくらいのプライスでちらほら売られてましたっけ。
が、少なくとも911はもう結構、というマインドになっておりました。2度とゴメンだわ、というのが正しいかw。おりしも、911が水冷化されてサッシュレスのウィンドウに涙目ライト装備で「⭕️ぬほど」カッコ悪くなって登場したあのタイミングです。
踏ん切りつけやすいよねw。
画像は、最新の911になぜか登場したMTミッション専用モデルのカレラTにはられているステッカー。なものいらなくね、とw思いはしますが、MTなんてかような珍品扱いなんですね、きょうび。
さらに以下次号