
みなさま、引き続き残暑お見舞い申し上げますw。
9月も半ばですが、すでにおなじみの湿気と極端な天候に見舞われて全国民お疲れ気味w。
免疫も総じて低下傾向でしょうから、この先寒さに向かう頃、いろいろと気をつけないとなりませんね〜。
そんななか、仕事がひと段落したので1日、朝から晩まで911に乗り続けるwのが目的でドライブに出かけてまいりました。
4月からほぼここまでお休みらしい日は皆無でしたから、今の私にはこういうのが必要なんです、ハイ。

911を「らしく」楽しむのにはボクスターよりも一段高い速度域が必要ですから(爆)連休明けの平日、特にまばらなルートを選びます。
高速道路で前後に誰もいなくなるような、そういった特に空いた山奥で封印していた回転域を徐々に使いながらエンジン音を聴いておりますと、ボクスターにはなかった、荒々しさというのかワイルドな感じが出てきて、このあたりがモデルごとのヒエラルキーなのか、と感じます。思いますに、後席のスペースが共鳴に効いているのではないか、と。
ワイルドとわいっても、オトの話です。
けしてイヤな音ではありませんけれど、こいつがつねに鼻先にあって、吠えてたらイヤかも、というのは歴代911に共通する特徴です。
911だってゆくゆくは電動化は避けて通れないはずなので、そうなったときにはかなりな白々しさでしょうねえ〜。リアスピーカーから大音圧で、という始末かw。
乗り心地や安定感は速度が上がるにつれ、増してゆきます。長くなった運転歴の中でも初めて体験する電動パワステも、このレンジではドーンと重く変化していて安心感に効いています。

ツインクラッチ=PDKの扱いにも一刻も早く習熟しないといけませんから、Dレンジしばりのまま、あれやこれやと試します。低速での扱いにリニアりてぃが出てくると、クルマの楽しさにつながりますから、その辺りをねらいます。
こんなのに乗って海辺の田舎道を2000rpmくらいで流すのもまた快感ですが、前が空いたのを見計らって、高いギヤのままシフトダウンが起こらないように気をつけながらスポーツモードに入れてちょっとだけ踏み増してやると991名物の共鳴吸気が後方から聞こえてまいります。
フォローン、といったくすぐったい共鳴音ですが、オプションのうっせー排気音とは違い、耳に心地よく、周囲にはほぼ聞こえないはずの音です。このモデルに独特の名物です。
ぶっ飛ばすと前車に追いついてしまいますから、そこらへんに気をつけて流しますと気持ちよさ満点。おもに低速から湧いて出ているトルクの恩恵にあずかることができます。

このトルクの出し入れのしやすさこそが、トクイチオート名物。オイルと電気のハーモニーというやつです。リニアなドライバビリティを味わっていますと100kmくらいはあっちゅーまです。

このエリアの海辺の道は、湾の形をなぞりながら高低差とゆるめとキツめのカーブが複合的に現れるのですが、これが楽しい。
手元にやってきて1周年になろうかという頃ですが、まだまだ。独自のレイアウトからくるミョーなフィーリングは911の伝統ですが、なりをひそめたといわれつつも路面次第で思い切りクセが強い乗り味は大したもんですw。